HOME > 抜毛症改善blog > アーカイブ > 2025年10月

抜毛症改善blog 2025年10月

やらなかった後悔 後悔と優しく向き合う生き方

こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。

このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。

hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。

抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)


今日は「後悔」についてお話しします。
カウンセリングをしていると、よくこんな言葉を耳にします。

「後悔ばかりしてしまって苦しい」
「あの時、もっと優しくできたのに」
「なんであんなことを言っちゃったんだろう…」

過去の自分を思い出して、胸がチクっと痛む。
そんな経験、誰にでもありますよね。



後悔は「成長の証」

でも実は、後悔できるということは、成長している証拠なんです。

後悔って、「あの時の自分」と「今の自分」を比べて感じるもの。
つまり、今の自分が少しでも変化し、成長しているからこそ感じるんです。

もしまったく成長していなければ、
「あの時のままでよかった」としか思えません。

だから、後悔している自分を責めるよりも、
「よくここまで来たね」と、少しだけ労ってあげてください。



✨石原慎太郎さんの言葉に学ぶ

作家の石原慎太郎さんは、晩年にこんな言葉を残しています。

「人間、死ぬ間際に一番後悔するのは、やらなかったことだ。」

人は、挑戦して失敗したことよりも、
「何もせずに終わったこと」「避けてしまったこと」に
一番心を残すそうです。

“やらなかった後悔”は、静かに心の奥に積もっていく。
だからこそ、やってみた後悔の方が、ずっと前に進めるのかもしれません。



子育ての中の後悔

子育ては、毎日が選択の連続です。

「怒りすぎた」
「ちゃんと話を聞いてあげればよかった」
「もっと抱きしめればよかった」

そう思うたびに、胸が痛みますよね。
でもそれは、“愛情があるからこその後悔”です。

子どもを大切に思っているからこそ、心が動く。
その気持ちに気づけるあなたは、もう十分すてきです。

完璧な親でなくていい。
時には間違えても、笑い合いながらやり直せる関係の方が、
子どもにとっては安心なんです。



夫婦関係の中の後悔

夫婦の間でも、後悔はつきものです。

「もっと話を聞けばよかった」
「素直に謝ればよかった」
「わかってもらう前に、わかろうとすればよかった」

でも、その後悔の裏には“関係を大切にしたい想い”が必ずあります。

言葉にできなかった想いも、
心の奥では「本当は仲良くいたい」というサイン。

後悔をきっかけに、
少しだけ優しい言葉をかけてみるだけで、
関係は静かに変わっていきます。



社会人としての後悔

仕事でも人間関係でも、後悔は避けられません。

「もっと挑戦すればよかった」
「あの時、助けを求めればよかった」

でも、失敗や後悔を重ねた人ほど、他人に優しくなれる。
それは、痛みを知っているから。

後悔を抱えながらも一歩踏み出すたびに、
その経験は“傷”から“知恵”に変わります。



後悔は悪者じゃない

後悔を消そうとすればするほど、心は苦しくなります。
それよりも、「後悔と仲良く生きる」ことを意識してみましょう。

「あの時は、あの時なりに精一杯だったよね」
そう自分に言ってあげるだけでも、心は少し軽くなります。

そして、
「次に同じような場面がきたら、今度はどうしたい?」
と、静かに未来に意識を向けてみてください。




後悔してもいい。
でも、止まらなくていい。

後悔は“心の痛み”ではなく、“未来へのサイン”です。

誰にでも、後悔はある。
でも、その後悔があるからこそ、
人は優しく、あたたかくなれるのだと思います。

次の一歩を優しく踏み出していけたら――
人生はきっと、もっと穏やかで、あたたかいものになっていくと思います

今日もどうか、自分を少しだけ許してあげてくださいね
 


1

メインページ | アーカイブ | 2025年11月 »

このページのトップへ