最近のエントリー
HOME > 心を整える抜毛症ケア > アーカイブ > 2025年11月
心を整える抜毛症ケア 2025年11月
なぜ抜毛症改善を美容院でやるのか
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、抜毛症の正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
美容院で抜毛症改善?と思う方へ
「美容院で抜毛症の相談ってできるの?」
そんなふうに思われる方は、とても多いです。
でも実は、
美容院だからこそできる関わり方がたくさんあります。
今日はその理由を、できるだけ分かりやすくお話ししますね。
① 髪の小さな変化に、一番最初に気づける場所だから
抜毛症は、ほんの少しの変化がとても大切です。
・抜いた量
・生えてきた毛の太さ
・左右のバランス
・切れ毛の増減
こうした小さな変化を、毎回の施術で自然と確認できます。
美容師は職業柄、髪の状態を見ることに慣れています。
「前より増えてきたね」
「この部分、生え方が変わってきたよ」
と、あなた自身より早く変化に気づけることも多いです。
これは、美容院ならではの強みだと思っています。
② 髪と心を、同時に整えられる場所だから
抜毛症は、ただ“髪を抜いてしまうクセ”ではありません。
その背景には、
・不安
・ストレス
・親子関係
・学校や職場での悩み
・自己否定感
など、心の領域が深く関わっています。
だからこそ、
髪だけを見るだけでも、心だけを見るだけでも不十分なんです。
hoppeでは、
美容師として髪を整えながら、
抜毛症改善カウンセラーとして心の負担にも寄り添うことができます。
「髪と心の両方を大切にする」
そんな関わり方を心がけています。
③ “お洒落を楽しむ気持ち”が回復を手伝ってくれるから
抜毛症になると、
「美容院に行くのが恥ずかしい」
「見られたくない」
「どうせ綺麗になれないし…」
そんな気持ちが強くなる方が、本当に多いです。
でもね、
お洒落を楽しむことは、自己肯定感の回復に大きな力を持っています。
髪が整うと、
「ちょっと気持ちがラクになった」
「明日、鏡を見るのが少し怖くなくなった」
こんな小さな前進が生まれます。
その積み重ねが、抜毛症の改善にもつながっていきます。
hoppeは完全個室なので、まわりの目を気にせず安心して過ごしていただけます。
美容院でやることが目的ではなく、あなたが楽に生きられるための場所
抜毛症改善のゴールは、
“髪を抜かないようにすること”だけではありません。
・自分を責め続けなくていい状態になること
・「もう大丈夫かも」と思える心になること
・自分のペースで前に進めるようになること
こうした変化が、何より大切です。
美容院は、
無理なく定期的に通えたり、
自然な流れで相談しやすかったりと、
「生活のリズムに馴染む安心できる場所」です。
だからこそ、改善につながりやすいのだと思っています。
最後に──一人で抱えなくて大丈夫です。
もし今、
・誰にも言えない
・どうしたらいいか分からない
・親にも本当のことを話せない
そんな気持ちがあるのなら、安心してください。
無理に頑張らなくて大丈夫です。
あなたのペースで大丈夫です。
お悩みの状況や、今感じていることを自由にお書きください。
初めての方でも書きやすい範囲で大丈夫です。
抜毛症の方専用のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
※ 当相談では、愛知・岐阜・三重・静岡など
東海エリアのほか、遠方からも多くご相談をいただいています。
地域に関係なくご利用いただけます。
(hair hoppe)
2025年11月30日 21:00




心配事が尽きない
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
心配事が尽きない毎日で、心が疲れていませんか?
抜毛症で悩まれている方の多くが、
**「常に何かを心配している状態」**にあります。
・また抜いてしまったらどうしよう
・バレたらどうしよう
・家族に迷惑をかけているんじゃないか
・この先ずっと治らないのかな
・頑張れない自分はダメなんじゃないか
こんなふうに、頭の中が“心配事”でいっぱいになると、
心も体も緊張し続け、
その疲れが「抜きたい衝動」をさらに強めてしまいます。
実はこれ、あなたの意志や性格の問題ではありません。
心が長いあいだ“戦闘モード”になってしまっているだけなんです。
◆ なぜ心配が止まらなくなるのか
抜毛症には、
「過度な不安」「責任感の強さ」「完璧でいようとする気持ち」
が関わっていることが多いです。
まじめで優しく、人に気をつかえる方ほど、
自分よりもまわりを優先してしまい、
その結果、心配事を抱え込みやすくなります。
心配は【未来への不安】から生まれます。
そしてその未来への不安は、
「今の自分を肯定できていないとき」に大きく育ってしまいます。
だからこそ、抜毛症の改善には
“行動をやめさせる”よりも、心に安心を増やすことが先なんです。
◆ 心配が抜毛を増やすメカニズム
心配 → 不安 → 緊張 → 自律神経の乱れ → 衝動の増加 → 抜毛
このループが続くと、
“抜いて落ち着く → 罪悪感 → さらに心配が増える”
という負のスパイラルに入りやすくなります。
でもね、
心配はあなたを守るための“防衛反応”です。
あなたが弱いから心配性なのではありません。
むしろ、それだけ日々を真剣に生きている証なんです。
◆ 心配を減らすためにできること
■ ① “今”に意識を戻す
心配は未来の不安から生まれます。
今できる小さな行動に目を向けるだけで、心の緊張が少しゆるみます。
■ ② 0か100で判断しない
「今日は抜いちゃった…」
それだけで自分を全否定しなくて大丈夫。
人は誰でも揺れながら少しずつ変わっていきます。
■ ③ 気持ちを言葉にする
ひとりで抱えず、言葉にして誰かに伝えるだけで、
不安は半分以上小さくなります。
心配は、口にした瞬間に力を失うことが多いんです。
◆ 心配事が尽きないあなたへ
抜毛症は「心配をやめれば治る」という単純なものではありません。
でも、
心配が減ると、確実に抜毛は改善しやすくなります。
安心できる環境、話せる場所、受け止めてもらえる関わりがあると、
心配はゆっくりと小さくなり、
衝動も自然に弱まっていきます。
もし今、心配事でいっぱいになって
苦しくなっているなら、
それは“助けを求めてもいいサイン”です。
あなたはひとりではありません。
ここから一緒に整えていきましょうね。
※ 当相談では、愛知・岐阜・三重・静岡など
東海エリアだけでなく多くのご相談をいただいています。
お住まいの地域に関係なくご利用いただけます。
お悩みの状況や、今感じていることを自由にお書きください。
初めての方でも書ける範囲で大丈夫です。
抜毛症の方専用のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
(hair hoppe)
2025年11月27日 12:00




お風呂に入らない
それは“だらしなさ”ではなく、心のSOSです。
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
抜毛症で悩むお子さんのご相談を受けている中で、
実は多いのがこのお悩みです。
「お風呂に入ってくれません…」
・毎日声をかけても入らない
・気づけば夜遅くまでダラダラしてしまう
・何度言っても動かない
・反抗しているように見える
こうした行動は、決して“怠け”ではありません。
むしろ抜毛症のお子さんにとっては、
心の状態がそのまま行動に現れていることが多いのです。
■ お風呂に入れないときの会話例
母「もう何回言わせるの?入ってよ」
子「やだ…」
母「なんで?」
子「わかんない…」
この“わかんない”の背景には、
必ず理由があります。
■ 抜毛症のお子さんが「お風呂に入れない」4つの理由
① 心のエネルギーが落ちている
抜毛症のお子さんは、日常の中で多くの精神エネルギーを使っています。
• 学校でのストレス
• 人間関係の緊張
• 我慢の積み重ね
• 失敗したくない気持ち
• 抜いてしまった罪悪感
これらが重なると、
お風呂に入る力が残っていないことがあります。
「めんどくさい」という言葉は、
実は “疲れ切った心のサイン” です。
② 切り替えが苦手になっている
抜毛症のお子さんは、気持ちや行動の切り替えが難しくなる場合があります。
• 今やっていることを中断できない
• “今じゃない”と感じてしまう
• 自分のペースを守りたい
お風呂は準備や工程が多いため、
動き出すハードルが高くなるのです。
③ 見られたくない(傷や抜毛跡の問題)
抜毛跡や薄さが気になると、
鏡を見るのがつらくなることがあります。
お風呂=鏡の前に立つ
この流れが負担となり、
入浴そのものを避けてしまうケースがあります。
大人でも、同じように気持ちが沈むことがありますよね。
④ 完璧主義で動けなくなっている
「やるなら全部しっかりやりたい」という
完璧主義の気質を持つお子さんも多いです。
• 中途半端にやりたくない
• 完璧にできないなら後回しにしたい
こうした感情が積み重なることで、
動けなくなることがあります。
■ 抜毛症改善のための関わり方
抜毛症改善では、
“行動を変える前に心を整える”
というアプローチを大切にしています。
① 理由がある前提で関わる
「この子は入れない理由を抱えているんだ」
と理解してあげるだけで、
お子さんの安心感が増し、
抜毛行動も落ち着きやすくなります。
② 指示ではなく“選択肢”を渡す
• 今入る?
• 10分後に入る?
選択肢があると、
抜毛症のお子さんの心は落ち着きやすくなります。
③ 気持ちを代弁してあげる
「今日は疲れたよね」
「しんどかったんだよね」
「ゆっくりしたい気分だったんだと思うよ」
気持ちを代弁してもらうだけで、
スッと動ける子がたくさんいます。
④ 見た目の不安に寄り添う
もし抜毛跡を気にしていそうであれば、
そっとこう伝えてあげてください。
「鏡、見なくても大丈夫だよ。
私(父・母)はちゃんと分かっているからね。」
この一言が、大きな安心につながります。
■ お風呂に入れないのは「問題ではなく心の声」
抜毛症のお子さんは、
心のエネルギーが限界に近い状態
になっていることがあります。
行動だけを叱ると、
・抜毛が増える
・自己否定が強まる
など、悪循環につながることもあります。
まずは、
“入れない”という行動の奥にある心の声に気づいてあげること。
そこから、確実に変化が始まります。
※ 当相談では、愛知・岐阜・三重・静岡など
東海エリアだけでなく多くのご相談をいただいています。
お住まいの地域に関係なくご利用いただけます。
お悩みの状況や、今感じていることを自由にお書きください。
初めての方でも書ける範囲で大丈夫です。
抜毛症の方専用のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
(hair hoppe)
2025年11月25日 01:00




抜毛症と親子関係
子どもが「言わない」を選ぶ本当の理由と寄り添い方
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
■「わかってくれないから言わない」という選択
最近のカウンセリングで、こんな場面がありました。
■カウンセリングの会話シーン
僕「お父さんやお母さんに“変わってほしいこと”って何かある?」
子ども「……ない。」
僕「じゃあ、自分の気持ちとか、言いたいことはある?」
子ども「ない。」
この「ない」という言葉。
一見すると本音のように見えますが、実はそうではありません。
“ない”=何もない、ではなく “言えない” のサイン
子どもは本音を隠すのがとても上手です。
• 過去に話して否定された経験
• 感情を出すのが怖い
• 傷つきたくない
• 相手の反応を読みすぎる
• 話しても変わらないと感じている
こうした積み重ねの結果、
“言わないほうが安全” という選択になってしまうことがあります。
そしてそれが、
子どもの固い沈黙として現れるのです。
■子どもは「話したい気持ち」そのものを失っているわけではありません
実際に目の前で接していると、
「本当は言いたいことがある」
「伝えたい気持ちはある」
その雰囲気が強く伝わってきます。
でも、心の中にまだ “安心” がない。
だからこそ、
本音は口に出ず「ない」という言葉が選ばれます。
この「ない」は、
大人への諦めではなく、自分を守るための小さなバリア なのです。
■大人の“正しさ”が子どもの口を閉ざすこともある
親御さんが悪いのではありません。
ほとんどの親御さんは、
良かれと思って、子どものためを思って言っています。
でも子どもは、
• 「また怒られるかも」
• 「どうせ否定される」
• 「迷惑かけたくない」
そんな思い込みを抱えてしまうことがあるんです。
その結果、
話さないこと=平和を守る方法
という考え方が強くなっていきます。
■子どもが再び話し始めるために必要なのは「理解しようとする姿勢」
解決策やアドバイスは最初はいりません。
ただ、
• 「そう感じてたんだね」
• 「その気持ち大事にしていいよ」
• 「言ってくれてありがとう」
この姿勢があるだけで、
子どもは安心し、心を緩めていきます。
子どもは“正しさ”よりも “安心” を求めています。
■そして、この安心は抜毛症の改善にも深く関わります
もし今、お子さんが話してくれなかったとしても大丈夫です。
嫌っているわけでも、拒絶しているわけでもありません。
ただ、傷つきたくないだけ。
ただ、守ろうとしているだけ。
だからこそ、
親が 理解しようとする姿勢を見せ続けること がとても大切になります。
その姿勢は、必ず子どもに届きます。
時間がかかっても大丈夫。
少しずつ、確実に変化が訪れます。
そしてその変化は、
抜毛症の改善にも深く繋がっていきます。
心が安心を取り戻すと、
抜毛行動の衝動も穏やかになっていき、
改善へのスピードが大きく変わっていくのです。
「わかってくれないから言わない」という沈黙は、
子どもの心が限界まで頑張った証でもあります。
話してくれない今こそ、
親御さんの“姿勢”が一番大切なときです。
焦らず、ゆっくりで大丈夫。
今日、あなたが理解しようと一歩踏み出したことは、
必ずお子さんの未来に繋がります。
(hair hoppe)
2025年11月22日 01:00




「あなたの想い、重すぎます」
子どもが黙る“本当の理由”
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
■親御さんに、あえて強く言わせてください
今日のテーマはタイトルのままです。
「あなたの想い、重すぎます」
これは責めるための言葉ではありません。
事実として、カウンセリングの現場で
“親の想いの重さに押しつぶされている子”
が本当に多いから、あえて強く言います。
親は子を大事に思う。
当たり前のことです。
でもその想いが、知らないうちに“圧”になり、
子どもが言葉を飲み込み、
やがて自分の感情まで押し殺すようになることがあります。
■「うちの子は何も言わない」は、安心ではなく“危険信号”
親御さんはよくこう言います。
「うちの子は何も言わないから大丈夫だと思っていて…」
ですが、カウンセラーとして断言します。
何も言わない子ほど、親の想いを受け止めすぎている。
これは甘えでも反抗でもなく、
“親の心を守るために沈黙している”のです。
本音を言って親を傷つけたくない。
ガッカリさせたくない。
迷惑をかけたくない。
その優しさが、子どもの心を削っていきます。
■親の想いが重すぎると、子どもは「自分を消す」方向へ進む
心理学では、
“親の期待が過剰な環境”で育つ子どもは、
• 感情表現をやめる
• 自己否定感が強まる
• 完璧であろうとする
• ストレスを身体で発散する
という流れを取ることが多いとされています。
その身体的な発散として現れるもののひとつが
「抜毛」 です。
抜毛自体は“悪い習慣”ではなく、
心の悲鳴を外に出すための最後の手段なんです。
■親御さんの“優しいつもり”が、子どもには“圧”になっていることもある
たとえばこういう言葉。
• 「あなたのためを思って言ってるのよ」
• 「心配だから言ってるだけ」
• 「ちゃんとしてほしいだけ」
• 「失敗しないように見ているだけ」
親御さんは本気で“優しさ”から言っています。
でも、子どもはこう受け取ります。
• 「失敗したら親が悲しむ」
• 「親は今の自分じゃ満足してくれない」
• 「期待に応えなきゃ」
• 「本音を言ったら重荷にしてしまう」
結果——
本音を黙らせる癖がつきます。
黙る子は、心が静かなのではありません。
心が抑圧されているのです。
■子どもが黙る“本当の理由”は、反抗でも無関心でもない
子どもは親を傷つけたくありません。
親に嫌われたくありません。
失望されたくありません。
だから黙ります。
黙る理由はただ一つ。
「親の想いを守るため」です。
そしてその代わりに、
自分自身の感情・ストレスを身体に押し込んでいく。
その結果、抜毛や皮膚むしりなどの“身体行動”が始まります。
■今日から、親が子どもの心を軽くする3つの方法
●① 子どもの言葉を途中で直さない
「でも」「それは違うでしょ」は封印してください。
まずは
“あなたの世界ではそうなんだね”
という姿勢で受け止めること。
●② 親の不安を子どもに背負わせない
心配はしてもいい。
でも“心配の説明”を子どもにしないでください。
親の不安は、親の問題です。
●③ 子どもを「親の安心材料」にしない
「ちゃんとしてくれれば安心」
これは子どもの人生ではなく“親のための行動”になってしまいます。
子どもは、親を安心させるために生きているわけではありません。
⸻
■気づいたあなたは、もう変わり始めています
もしこのブログを読んで
胸が痛んだ
ギクッとした
耳が痛いと感じた
そんな親御さんがいたら、
その反応こそが“変われる親の証拠”です。
子どもは親が変わると、驚くほど早く変わります。
心の重さが軽くなると、抜毛の行動にも変化が現れます。
親子は、一緒に整えられます。
もし
「子どもの気持ちが分からない」
「どう関わっていいか迷っている」
そんな時は、どうか一人で抱えずご相談ください。
hoppeでは、
親の想いを健康な形にし、子どもの心の負担を減らすための
カウンセリングとケアをご提供しています。
あなたの“気づき”が、
お子さんの未来を静かに、でも確実に変えていきます。
(hair hoppe)
2025年11月18日 23:00




自立
誰かに頼ってもいい。「自分で選べる力」を取り戻すために
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
■ カウンセリングではよくある会話から始まります
子ども:「どうしたらいいか分からない…」
私:「どうしたいって思う?」
子ども:「え…選べない。怒られたくないし…」
隣で親御さんがため息をつきます。
親御さん:「この子、昔から自分で決められないんです」
私:「そうなんですね。今日はどうして来ようと思ったんですか?」
子ども:「お母さんが決めたから…」
親御さん:「心配だから連れてきたのよ!」
ここに “自立しづらい理由” も、
“抜毛衝動が強くなる理由” も静かに潜んでいます。
■ 「自立」は“ひとりで頑張ること”ではありません
多くの方が勘違いしています。
親御さんに私はよくこう尋ねます。
私:「自立ってどんな状態だと思いますか?」
親御さん:「ひとりで全部できること…かな?」
そこで私は必ずこう言います。
“自立とは、自分で選択し、決断し、行動できる力のことです。”
“そして必要なときは誰かに頼れる力も、自立の一部です。”
ひとりで全部抱えることは自立ではありません。
むしろ、頼ることを“弱さ”と感じてしまうと、心はどんどん苦しくなります。
抜毛症の方の多くが抱えるのも、まさにここ。
• 甘えちゃいけない
• 迷惑かけられない
• ちゃんとしなきゃ
• 私が頑張らなきゃ
• 本音を言ったら嫌われる
その「完璧にならなきゃ」という緊張が、
ストレスになり、抜毛衝動をさらに強めてしまいます。
■ 親世代に伝えたい。「答えを与えること」は時に足枷になる
ある親御さんとの会話です。
親御さん:「間違えるのが心配で、つい先に言っちゃうんです」
私:「その気持ち、当然ですよ。守りたいですよね」
親御さん:「でも…それがダメなんですか?」
私はこう答えます。
私:「“ダメ”ではありません。ただ、“自分で選ぶ練習”の機会が減ってしまうんです。」
その瞬間、親御さんの表情がふっと変わることが多いです。
親が先回りして道を整えるほど、
子どもは“自分で選んでいい”感覚を育てにくくなる。
そしてその“選べない感覚”は、
抜毛症の改善においても大きな壁になります。
■ 少し“選べた”だけで、心は変わる
こんな会話がありました。
私:「最近どう?」
子ども:「前より抜きたい気持ちが減ったかもしれない…」
私:「何か変化あった?」
子ども:「服、自分で選んでみた。そしたら…ちょっと嬉しかった」
隣で親御さんが微笑みながら言います。
親御さん:「“どっちにする?”って聞くようにしたら、少しずつ選べるようになってきて…」
私:「それが“自立の芽”ですよ。」
自立とは、
大きい選択をいきなりすることではありません。
“今日何着る?”
“今の自分はどうしたい?”
“どっちが心地よい?”
そうした積み重ねが、
自己肯定感を育て、
心の緊張をほどき、
抜毛衝動を静めていきます。
■ 自立=「選択 → 決断 → 行動」の小さなサイクル
自立した人とは、
● 誰かに答えを求めなくても選べる
● 選んだ自分を否定しない
● 困ったら人を頼れる
● 行動して失敗しても立ち直れる
そういう“しなやかな力”を持った人。
そしてこれは、
抜毛症改善にも非常に直結しています。
なぜなら、
“選べる自分になる”ことが、
“自分の人生を生きている感覚”を取り戻すことだから。
その感覚は心の余白を作り、
余白は衝動を弱めます。
■ ひとりで立つためではなく、“あなたの人生を取り戻すため”の自立
自立とは、孤独になることではありません。
自分を追い込むことでもありません。
自立とは、自分の人生の舵を自分で持てるようになること。
そして必要なときは遠慮なく誰かに頼れること。
選べない日があっても大丈夫。
決断できない日があっても大丈夫。
行動できなかった日があっても大丈夫。
今日、どんな小さなことでも“自分で少し選べた”なら、
それだけで立派な自立の一歩です。
(hair hoppe)
2025年11月14日 22:00




怒りに支配されない
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
● 怒りは「悪」ではなく、心のSOS
「またやってしまった…」
「なんで私はこんなことをしてしまうんだろう」
抜毛を繰り返してしまうとき、多くの方が口にする言葉です。
その裏には、“自分への怒り”が潜んでいることが多いんです。
イワイ:「怒りって、悪いものだと思いますか?」
クライアント:「うーん…できれば感じたくないです。怒ると疲れちゃうし。」
イワイ:「そうですよね。でもね、怒りは“自分を守るため”の感情なんですよ。」
怒りの奥には、
・わかってもらえなかった悲しみ
・期待を裏切られた痛み
・軽く扱われたように感じた不安
が隠れています。
怒りは、「これ以上、傷つきたくない」という心の防衛反応。
あなたが“感じている”ということは、それだけ本気で生きている証なんです。
● 「怒りに支配される」と「怒りを感じる」は違う
怒りに支配されているとき、私たちは無意識に誰かを責めたり、
自分を責めたりしてしまいます。
でも、怒りそのものが悪いわけではありません。
怒りに“支配される”のか、“受け止める”のかで結果が大きく変わります。
イワイ:「怒りに飲み込まれてしまったとき、どうしていますか?」
クライアント:「黙り込むか、我慢するか…結局あとで自分が苦しくなります。」
イワイ:「それは、優しさなんですよ。でもね、我慢の優しさは、心の中に怒りのエネルギーを残してしまうんです。」
抜毛症の方の中には、
「怒るのは悪いこと」
「我慢するのが大人」
と思い込み、感情を抑え込んでしまう方が多くいます。
でも、その抑えた感情は行き場を失い、
無意識のうちに“抜毛行動”として現れることもあるんです。
● 怒りは「本音」への道しるべ
怒りを感じたら、少し立ち止まってみてください。
その下には必ず、別の感情が隠れています。
「わかってほしかった」
「ちゃんと見てほしかった」
「大切にされたかった」
それに気づけたとき、あなたはすでに“怒りの支配”から一歩抜け出しています。
イワイ:「怒りは、あなたの本音を教えてくれるメッセンジャーなんです。」
クライアント:「怒るのが悪いんじゃなくて、怒りを通して自分を知ることが大事なんですね。」
イワイ:「そうです。その瞬間に、怒りはあなたを苦しめる存在ではなくなります。」
● 親世代のあなたへ
お子さんが怒りっぽく見えるとき、
「反抗的」「生意気」「扱いにくい」と感じるかもしれません。
でも、それは心の中に“悲しみ”や“孤独”があるサインです。
「どうして怒っているの?」ではなく、
「何が悲しかったの?」と尋ねてみてください。
そのひとことが、子どもの中の「理解されない怒り」を
優しく溶かしていくきっかけになります。
親自身もまた、長い間「怒ってはいけない」と抑えてきた方が多いです。
だからこそ、お子さんの怒りを通して、
ご自身の感情にも優しく寄り添うことがとても大切です。
● 怒りに支配されない3つのステップ
1. 怒りを否定せず、「今怒ってるな」と気づく
2. 「私は何に反応しているんだろう?」と自問する
3. 「本当はどうしてほしかった?」を探してみる
この3ステップで、感情の嵐が少しずつ静まっていきます。
怒りを観察できるようになると、抜毛の衝動も減り、
“自分の感情に主導権を取り戻す”感覚が育っていきます。
怒りを感じるあなたは弱いのではありません。
それは「ちゃんと自分を大切にしたい」という心の声。
怒りに支配されるのではなく、
怒りを通して自分の本音と出会えたとき、
人は少しずつ、抜毛からも自由になっていきます。
「怒ってもいい。
でも、その怒りを“優しさに変える力”が、あなたにはある。」
その気づきが、心の回復の始まりです。
(hair hoppe)
2025年11月11日 22:00




親の自己投影で苦しんで抜毛症を発症してしまったあなたへ ──そして、もしかした
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
⸻
「親のために頑張ってきたのに、なんで苦しいの?」
「小さい頃から、“いい子”でいなきゃいけないと思ってきました」
「親の期待を裏切るのが怖くて、本当の自分を出せなかったんです」
カウンセリングで、そう話してくださる方が少なくありません。
親は“子どもを想って”言っているつもりでも、
その言葉の中に**「自分の理想」や「満たされなかった願い」**が混ざってしまうことがあります。
これを心理学では「自己投影(じことうえい)」といいます。
⸻
「あなたのため」と言われ続けて
「将来困らないように」「ちゃんとしなさい」「あなたのためを思って言ってるの」
そんな言葉をたくさん聞いてきた方ほど、
“親の望む自分”と“本当の自分”の間で苦しむことがあります。
「小学生の頃から、勉強も部活も“もっと上を目指しなさい”と言われて。
できても褒められないし、少しでも失敗すると“ちゃんとやらなきゃ”って。
でも本当は、もう頑張れないってずっと思ってたんです」
「抜いているときだけ、頭の中が真っ白になって楽になれる気がした」
⸻
抜毛症は「心のSOS」
抜毛症は、単なる“クセ”や“意思の弱さ”ではありません。
心が追いつめられ、「苦しい」と言えない代わりに、身体が訴えているSOSです。
自己投影によって育った方は、
「自分の感情よりも親の気持ちを優先してきた」
「怒らせないように、傷つけないように生きてきた」
そんな優しさを持っています。
でも、その優しさが自分を苦しめる鎖になってしまうことがあるのです。
⸻
「親の期待を手放す」とは、親を否定することではない
「親の期待を手放すって、親を嫌うことですか?」
と尋ねられることがあります。
いいえ、違います。
それは**“親と自分を切り離して、自分の人生を取り戻す”**ということ。
「親の幸せ」と「自分の幸せ」を分けて考えることは、
決してわがままではありません。
あなたが自分を大切にできるようになると、
結果的に、親子関係も少しずつ変わっていきます。
“あなたらしい幸せ”が、親への本当の恩返しになるんです。
⸻
髪を抜く手を、責めないで
抜いてしまったあとに「またやってしまった…」と自分を責めていませんか?
でも、その行動の奥にはちゃんと理由があります。
それは「もう限界」と心が教えてくれているサイン。
“抜く”ことではなく、“苦しかった気持ち”に寄り添ってあげてください。
⸻
ここからは──親世代の方へ
もし今、あなたが「うちの子も抜毛症で悩んでいる」と感じていたら、
どうか焦らず、責めずに読んでください。
親御さんもまた、誰かの“自己投影”を受けて生きてきた方が多いのです。
「親に迷惑をかけたくない」「ちゃんとしなきゃ」
そうやって自分を押し殺しながら、
一生懸命に“良い親”をやってこられたのではないでしょうか。
「子どものため」と思って言ってきた言葉が、
実は自分の不安や恐れから出たものだった——。
そう気づくのは、決して悪いことではありません。
むしろ、そこから親子の関係はゆるみ、優しさが生まれます。
⸻
「変わらなきゃ」と頑張らなくていい
多くの親御さんが「私のせいでこうなったの?」と自分を責めてしまいます。
でも、誰も悪者ではありません。
大切なのは、“責任”ではなく“理解”です。
子どもが抜毛症を通して伝えたかったのは、
「もう少し安心したかった」「頑張らなくても愛される自分でいたかった」という心の声。
親も子も、どちらも“幸せになりたかっただけ”なんです。
⸻
「受け止める」ことから始めましょう
できることはシンプルです。
アドバイスをするより、まず**「聴く」**こと。
「そう感じてたんだね」「苦しかったんだね」
そう一言添えるだけで、子どもの心は大きく動きます。
抜毛症の回復は、親子関係の“安心感”を取り戻すことから始まります。
焦らず、比べず、ゆっくりで大丈夫です。
⸻
親の自己投影から自由になることは、
親を否定することではなく、
親も子も「自分自身に戻る」ことです。
親の立場からも、子の立場からも、
どちらにも“愛があった”と気づけたとき、
抜毛症の苦しみは少しずつ形を変えていきます。
あなたと、あなたの大切な人が、
お互いを責めずに笑い合える日が来ますように。
(hair hoppe)
2025年11月 8日 17:00




「長女だから」と我慢してきたあなたへ ― 抜毛症の奥に
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
⸻
「長女だから」と言われ続けてきた心
相談者:「小さい頃から“お姉ちゃんなんだから”って言われてきました。泣くのを我慢するのが当たり前で、親に迷惑をかけるのが一番いけないことだと思っていました。」
岩井:「我慢を覚えるのが早かったんですね。」
相談者:「はい。怒りや悲しみを出すことが怖くて…。今でも“ちゃんとしなきゃ”という思いが強くて、疲れてしまいます。抜いてしまった後も、自分を責めてしまうんです。」
⸻
「いい子の呪縛」と抜毛症
長女として育つ中で、「我慢できるのが良いこと」「甘えるのはわがまま」という価値観を身につけていく方は多くいらっしゃいます。
それは、子どもなりに家族を思い、親を安心させたいという“優しさの表現”でもあります。
ただ、その優しさが続きすぎると、
**「自分の気持ちは後回しでいい」**という思い込みが生まれてしまうことがあります。
心理学では、これを「過剰適応」と呼び、心が常に緊張した状態になってしまうのです。
抜毛行動は、そんな心の張りつめた糸が一瞬ゆるむ“無意識の行動”としてあらわれることがあります。
⸻
親世代へのメッセージ
「お姉ちゃんだから我慢して」
「お兄ちゃんなんだから譲ってあげて」
この言葉には、決して悪意はありません。
忙しさや不安の中で、親もまた“精一杯”子育てをしていたのだと思います。
けれど、子どもは言葉の背景までは理解できず、
「我慢しないと嫌われる」
「いい子じゃないと愛されない」
と感じてしまうことがあります。
親としてできることは、“間違いを正すこと”ではなく、今、理解し直してあげること。
「そうか、あの子はあのとき寂しかったのかもしれない」
と心の中で受け止めるだけでも、親子の関係は少しずつ癒されていきます。
抜毛症の背景には、症状だけでなく、人とのつながり方の記憶が関わっています。
だからこそ、親が自分を責める必要はありません。
「今からでも変われる」という希望を持つことが、子どもの回復を支える大きな力になります。
⸻
自分を許すことから始まる回復
“いい子でいたい”という想いは、誰かを想う優しさの証です。
けれど、その優しさが自分を苦しめてしまうなら、少しずつ“力を抜く練習”をしてみましょう。
「ちゃんとしなくても大丈夫」
「助けを求めてもいい」
そう思えた瞬間、心は静かにほぐれ始めます。
我慢ではなく、“自分を大切にする選択”こそが、抜毛症改善の第一歩です。
(hair hoppe)
2025年11月 7日 00:00




【毒親と抜毛症】親との関係がストレスになっているあなたへ ――心の距離を整える
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、抜毛症の正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
⸻
今日は「毒親」という言葉をテーマにお話しします。
この言葉を聞いて、心がざわつく方もいるかもしれません。
自分の親をそう呼ぶことに抵抗を感じたり、罪悪感を覚えたり…。
けれど、まずお伝えしたいのは、
「苦しい」と感じるあなたの感覚は、間違っていないということです。
⸻
親の言葉が頭から離れず、ストレスが抜毛につながることも
カウンセリングでよく耳にするのが、こんな声です。
相談者さん:「親から“ちゃんとしなさい”って言われ続けてきて、
今もできない自分を責めてしまうんです。」
岩井:「その言葉、ずっと心の中に残ってしまっているんですね。」
相談者さん:「はい…。親に言われたことを思い出すと、苦しくなって、
つい髪を抜いてしまうこともあります。」
親との関係のストレスは、見えない形で体にも表れます。
その一つが「抜毛症」です。
親の期待に応えようとして、いつも緊張している。
怒られないように、失敗しないように生きてきた。
その“心の張りつめ”が、髪を抜くという行動で出てしまうことがあります。
⸻
「毒親」とは、あなたを苦しめてしまう関係のこと
“毒親”という言葉を聞くと、強い響きを感じるかもしれません。
でも本来は、「あなたの心を傷つけてしまう関係」のことを指します。
・過干渉で自由がなかった
・いつも否定されてきた
・“あなたのため”という言葉で支配された
・他の子と比べられ続けた
こうした関係の中で育つと、
「自分はダメなんだ」と思い込みやすくなり、
ストレスや不安が溜まりやすくなります。
抜毛症は、そんな心の圧力の“サイン”でもあります。
⸻
「親だから」と我慢しなくていい
相談者さん:「でも、親だし…嫌いになっちゃいけない気がして。」
岩井:「“嫌いになっちゃいけない”と思っている時点で、
もう無理をしているのかもしれませんね。」
親だからといって、何をされても我慢しなければならないわけではありません。
本当に大切なのは、あなたの心が穏やかでいられる距離を保つことです。
・会う頻度を減らす
・話題を限定する
・LINEや電話を控える
これらは「冷たい行動」ではなく、自分を守るための優しさです。
⸻
「距離をとる=冷たい」ではなく「自分を守る」
親との距離を調整することは、冷たい選択ではありません。
それは、心と体の回復に必要な「自分を大切にする行為」です。
抜毛症の改善には、髪へのケアと同じくらい、
心を整えることが大切です。
「親のために」ではなく、
「自分を苦しめないために」。
そう思えたとき、抜毛の衝動も少しずつ落ち着いていくことがあります。
⸻
自分を責めず、心を整える時間を持とう
あなたが抜毛症になったのは、弱いからでも、
親を嫌ったからでもありません。
自分を守るために、心が必死に出したSOSです。
親との関係に悩んでいるときは、
「どうしたら抜け毛を止められるか」よりも、
「どうしたら自分を苦しめないでいられるか」に意識を向けてみてください。
それが、心と髪を整える第一歩になります。
⸻
hoppeでは、抜毛症を正しく理解しながら、
髪と心を同時に整えていくサポートをしています。
一人で抱え込まず、安心してご相談くださいね。
(hair hoppe)
2025年11月 6日 01:00




« 2025年10月 | メインページ | アーカイブ | 2025年12月 »






