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心を整える抜毛症ケア

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抜毛症だってお洒落を楽しめる!!

この度8月より抜毛症(トリコチロマニア)で悩み苦しんでいる方を救うべく、
日本精神神経学会会員JTIA一般社団法人日本抜毛症改善協会が今まで神戸でしか受けれなかった改善プログラムが全国5都市東京、千葉、名古屋、大阪、神戸で発足します。


当協会では「お洒落を楽しみながらみんな幸せに」を理念に、約20年前から抜毛症改善の活動に取り組み述べ1600名以上のご相談に対応し改善してきました。


私達は美容院ですが、ただ単にカット等をしてカバーしてあげるという事だけではございません。
精神内科や心療内科医にも実際に提供している特別なチャートを使ってしっかりとカウンセリングを行い、意識領域と無意識領域の両方の領域に対してアプローチを行い
あくまでも『根本的な改善』を目指しています。

特に抜毛症は改善に向かっている時が重要で、ここで悪化してしまうと精神的に落ち込み自身をなくしてしまうケースが少なくありません。
改善する事だけを目的とするのではなく、改善から再発防止までをゴールとしています。

必要に応じて、独自の物理療法やウィッグ等を変更したりしながら抜毛しているとなかなか楽しむ事の出来ないヘアデザインですが、お洒落を楽しむためにカットデザインで抜毛部をカバーしたりカラーやパーマ等も併用する事で精神的に落ち着き改善に向かう確率は飛躍的に高まります。


大切な事は少しずつでもお洒落を楽しみながら、実際に髪が変化して
自分自身の現実的な変化を感じれる様にして行く事が抜毛衝動に対する抑止効果にも繋がります。
そして、それは延べ人数にして1600名以上の抜毛症で来店している方々が証明しています。




お電話でのカウンセリング、お問い合わせは受け付けておりません。
下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。




日本精神神経学会
JTIA日本抜毛症改善協会
抜毛症改善カウンセラー 岩井 宗範

 


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抜毛症は病院で治る?

こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。

このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。

hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)



「病院に行けば治ると思っていました」

これは、実際にご相談いただいた方のお話です。

最初は、円形脱毛症だと思って
皮膚科に行かれたそうです。

でもお医者さんからは、

「皮膚は問題ありません」
「抜かなければ生えてきますよ」

と処方もなく帰されました。

――抜かなければ生える。
そんなことは、誰より本人が分かっています。

帰り道、涙が止まらなかったと話してくださいました。



「意志が弱いだけ」だと思って自分を責めてしまった

その方はその後、心療内科にも行きました。

けれど、
はっきりした改善策はもらえず…

「様子を見ましょう」
「気にしすぎないように」

と言われるだけ。

ご本人は、
自分が悪いのだと責め続け、

・前髪を下ろして隠す
・鏡を見るのが怖い
・お風呂のたびに落ち込む

そんな日々が続きました。



病院だけでは届かなかった「心と行動のケア」

抜毛症は、

✔ ストレス
✔ 気持ちの揺れ
✔ 癖や習慣化
✔ 自己肯定感の低下

こうした心と行動の領域が深く絡んでいます。

だからこそ、
皮膚だけを診る視点では不十分なのです。

その方は、
ご家族からの理解も得られず、
孤独の中で苦しんでいました。

でも、

「誰かに理解してほしい」
「抜きたいわけじゃないのに…」

その想いを抱えながら、勇気を振り絞ってhoppeに来てくださったのです。



少しずつ、でも確実に変化は起きていく

最初はほとんど話せなかったその方が、
回を重ねるごとに、表情が変わっていきました。

「昨日は抜かずに寝られました」
「朝のスタイリングが楽しくなってきたんです」

そんな言葉を聞けた時、
本当に嬉しかったです。

抜毛症は、
正しい理解と伴走があれば改善していきます。




病院に行ってダメだった…それでも大丈夫

もし今、

「何をしても治らない」
「誰にも理解されない」

そう思っていたとしても、

それは
治らない未来が決まったということではありません。

ただ、まだ
「あなたに合った道」に出会っていないだけです。

一歩踏み出したいと思ったときで良い。
いつでも力になります。



お悩みの状況や、今感じていることを自由にお書きください。
初めての方でも書ける範囲で大丈夫です。

【抜毛症の方専用】お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

 


ウィッグで抜毛症は治る?

こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。

このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。

hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。

抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)



ウィッグで抜毛症は治る?

協会があえて「治らない」とお伝えする理由

「ウィッグをかぶれば抜毛症は治りますか?」
「ウィッグ生活にすれば、そのうち抜かなくなりますか?」

初回カウンセリングやメールでも、
多くいただく質問です。

結論からお伝えすると、
日本抜毛症改善協会では「ウィッグだけでは抜毛症は治らない」とお伝えしています。

これは、ウィッグを否定したいわけではありません。
むしろ、上手に付き合えば“心の支え”としてとても大切な道具にもなります。

ではなぜ、“治る道具”とは言えないのか。
少し丁寧に説明していきますね。



1. なぜウィッグでは抜毛症が治らないのか

抜毛症は、
「髪が抜けている」という“結果”だけを見てしまいがちですが、
本当にケアしたいのは 心と行動のクセ の部分です。

抜毛症の背景には、こんな要素が隠れています
• 不安・緊張・ストレスの強さ
• まじめさ・我慢強さ・頑張りすぎ
• イライラやモヤモヤの行き場のなさ
• 髪を触る・探す・抜くことで安心する“癖づけ”
• 親子関係・学校・仕事・人間関係でのしんどさ

ウィッグは、
「見た目」を一時的にカバーしてくれるものですが、
• 抜きたい衝動
• 抜くことで安心してしまう回路
• 自分を責め続ける気持ち
• 背景にある生きづらさ・ストレス

これらは、ウィッグをかぶったからといって自然に消えてはくれません。

だから協会としては、
「ウィッグ=治療」ではない とお伝えしています。



2. それでも、ウィッグが悪いわけではありません

ここは誤解してほしくないところです。

ウィッグを使うことで、逆に改善が進みやすくなる方もいます。

ウィッグが“心の支え”になる場面
• 髪の薄い部分を気にせず、学校や仕事に行ける
• 人目が怖くて外出できなかったのが、少し楽になる
• 「隠さなきゃ」というプレッシャーが減る
• 鏡を見るたびに落ち込む…が、少し減る
• 「どう見られているか」の不安が軽くなり、心が休まる

心の緊張が少しゆるむことで、
抜く本数が減っていく方も実際にいます。

ウィッグは、

抜毛症を「治す道具」ではなく
抜毛症の人が「生きやすくなるための道具」

として使うと、とても心強いパートナーになります。



3. ウィッグで悪化してしまうケースもあるからこそ…

一方で、こんなパターンもあります。
• ウィッグの中で逆にたくさん抜いてしまう
• 「どうせ隠れるから」と抜く量が増えてしまう
• ウィッグが手放せなくなり、素の自分がどんどん嫌いになる
• 蒸れや違和感がストレスになり、余計に触ってしまう

「隠せる安心感」が、
そのまま「抜いても大丈夫」の免罪符になってしまうこともあるんですね。

こういったリスクもあるからこそ、
協会としては

ウィッグを使う/使わないは“自由”だけど、
「ウィッグだけで治る」という誤解は避けましょう

とお伝えしています。



4. 抜毛症改善に本当に必要なことは?

ウィッグの有無にかかわらず、
抜毛症が落ち着いていく方に共通しているのは、

① 自分を責め続けるのをやめること

「また抜いてしまった…」
「意志が弱い自分が悪い」

こうやって自分を責めれば責めるほど、
心の苦しさは増え、
その苦しさを紛らわせるために、また髪を抜いてしまう……
という悪循環が起きやすくなります。

② 抜いてしまう“場面”と“気持ち”を一緒に見ること
• どんな時に手が伸びるのか
• どんな気持ちの時に抜いてしまうのか
• どんな場所・時間帯が多いのか

「抜く行動」だけを止めようとするのではなく、
その前後にある“心の動き”とセットで見ていくことが大切です。

③ 親御さん・ご家族・本人が“チーム”になること

(お子さんの抜毛症の場合)
• 叱らない
• やめさせようとしすぎない
• コントロールしようとしない

その代わりに、
• 話を聴く
• 気持ちを言葉にする練習を一緒にする
• 「どうしたら少し楽になりそう?」を一緒に考える

こういった関わりが増えてくると、
抜く本数が少しずつ減っていくご家庭が多いです。

ウィッグを使う/使わないはその上での“選択肢のひとつ”です。



5. 「今、もうウィッグを使っているけど…」という方へ

これを読んで、

「もうウィッグを使ってしまっている私はダメ?」
「今すぐやめたほうがいいですか?」

と不安になった方もいるかもしれません。

そんなことは、全くありません。

ウィッグをやめる・続けるは「どちらでも正解」です

大切なのは、
• ウィッグを使うことを「悪いこと」にしない
• ウィッグに“全部の希望”を預けすぎない
• 「ウィッグをどうするか」ではなく「自分をどう大切にするか」に目を向ける

という視点です。

カウンセリングの現場でも、

「学校ではウィッグ、家では外して過ごす」
「最初はウィッグ、その後は部分的に切り替える」

など、
その方の心の状態・学校や仕事の状況を見ながら、
一緒にちょうどいい距離感を探していきます。



6. 協会としてお伝えしたいことのまとめ
• ウィッグ“だけ”で抜毛症が治るわけではない
• でも、ウィッグがあることで心が軽くなり、改善が進みやすくなる人もいる
• 逆に、ウィッグの中で抜いてしまい悪化するケースもある
• 大事なのは「ウィッグ」そのものではなく、
その人の心・環境・習慣をどう整えていくか

だからこそ、
日本抜毛症改善協会としては

ウィッグは「治療」ではなく
「その人が少しでも生きやすくなるための道具」

と考えたうえで、
心と行動を一緒に整えていくことを大切にしています。



7. 一人で抱え込まなくて大丈夫です

もしあなたが今、
• ウィッグのことをどうしたらいいか分からない
• やめたいのにやめられない
• 子どもにウィッグを勧めるべきか迷っている
• そもそも抜毛症かどうか不安

そんな状態でしたら、
一度、今の状況やお気持ちを言葉にしてみませんか?

カウンセリングでは、
ウィッグの有無に関わらず、
• 今の不安や葛藤
• 抜毛の状況
• ご家族の関わり方
• 学校・職場での困りごと

などを整理しながら、
**「あなたとご家族にとって無理のないステップ」**を一緒に考えていきます。



※ 当相談では、愛知・岐阜・三重・静岡など
東海エリアだけでなく多くのご相談をいただいています。
お住まいの地域に関係なくご利用いただけます。

お悩みの状況や、今感じていることを自由にお書きください。
初めての方でも書ける範囲で大丈夫です。

抜毛症の方専用のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
 


なぜ抜毛症改善を美容院でやるのか

こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。

このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。

hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、抜毛症の正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。

抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)



美容院で抜毛症改善?と思う方へ

「美容院で抜毛症の相談ってできるの?」
そんなふうに思われる方は、とても多いです。

でも実は、
美容院だからこそできる関わり方がたくさんあります。
今日はその理由を、できるだけ分かりやすくお話ししますね。



① 髪の小さな変化に、一番最初に気づける場所だから

抜毛症は、ほんの少しの変化がとても大切です。
・抜いた量
・生えてきた毛の太さ
・左右のバランス
・切れ毛の増減

こうした小さな変化を、毎回の施術で自然と確認できます。

美容師は職業柄、髪の状態を見ることに慣れています。
「前より増えてきたね」
「この部分、生え方が変わってきたよ」
と、あなた自身より早く変化に気づけることも多いです。

これは、美容院ならではの強みだと思っています。



② 髪と心を、同時に整えられる場所だから

抜毛症は、ただ“髪を抜いてしまうクセ”ではありません。
その背景には、
・不安
・ストレス
・親子関係
・学校や職場での悩み
・自己否定感
など、心の領域が深く関わっています。

だからこそ、
髪だけを見るだけでも、心だけを見るだけでも不十分なんです。

hoppeでは、
美容師として髪を整えながら、
抜毛症改善カウンセラーとして心の負担にも寄り添うことができます。

「髪と心の両方を大切にする」
そんな関わり方を心がけています。



③ “お洒落を楽しむ気持ち”が回復を手伝ってくれるから

抜毛症になると、

「美容院に行くのが恥ずかしい」
「見られたくない」
「どうせ綺麗になれないし…」

そんな気持ちが強くなる方が、本当に多いです。

でもね、
お洒落を楽しむことは、自己肯定感の回復に大きな力を持っています。

髪が整うと、
「ちょっと気持ちがラクになった」
「明日、鏡を見るのが少し怖くなくなった」
こんな小さな前進が生まれます。

その積み重ねが、抜毛症の改善にもつながっていきます。

hoppeは完全個室なので、まわりの目を気にせず安心して過ごしていただけます。



美容院でやることが目的ではなく、あなたが楽に生きられるための場所

抜毛症改善のゴールは、
“髪を抜かないようにすること”だけではありません。

・自分を責め続けなくていい状態になること
・「もう大丈夫かも」と思える心になること
・自分のペースで前に進めるようになること

こうした変化が、何より大切です。

美容院は、
無理なく定期的に通えたり、
自然な流れで相談しやすかったりと、
「生活のリズムに馴染む安心できる場所」です。

だからこそ、改善につながりやすいのだと思っています。



最後に──一人で抱えなくて大丈夫です。

もし今、
・誰にも言えない
・どうしたらいいか分からない
・親にも本当のことを話せない
そんな気持ちがあるのなら、安心してください。

無理に頑張らなくて大丈夫です。
あなたのペースで大丈夫です。

お悩みの状況や、今感じていることを自由にお書きください。
初めての方でも書きやすい範囲で大丈夫です。

抜毛症の方専用のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。


※ 当相談では、愛知・岐阜・三重・静岡など
東海エリアのほか、遠方からも多くご相談をいただいています。
地域に関係なくご利用いただけます。

 


心配事が尽きない

 
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。

このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。

hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。

抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)



心配事が尽きない毎日で、心が疲れていませんか?

抜毛症で悩まれている方の多くが、
**「常に何かを心配している状態」**にあります。

・また抜いてしまったらどうしよう
・バレたらどうしよう
・家族に迷惑をかけているんじゃないか
・この先ずっと治らないのかな
・頑張れない自分はダメなんじゃないか

こんなふうに、頭の中が“心配事”でいっぱいになると、
心も体も緊張し続け、
その疲れが「抜きたい衝動」をさらに強めてしまいます。

実はこれ、あなたの意志や性格の問題ではありません。
心が長いあいだ“戦闘モード”になってしまっているだけなんです。



◆ なぜ心配が止まらなくなるのか

抜毛症には、
「過度な不安」「責任感の強さ」「完璧でいようとする気持ち」
が関わっていることが多いです。

まじめで優しく、人に気をつかえる方ほど、
自分よりもまわりを優先してしまい、
その結果、心配事を抱え込みやすくなります。

心配は【未来への不安】から生まれます。
そしてその未来への不安は、
「今の自分を肯定できていないとき」に大きく育ってしまいます。

だからこそ、抜毛症の改善には
“行動をやめさせる”よりも、心に安心を増やすことが先なんです。



◆ 心配が抜毛を増やすメカニズム

心配 → 不安 → 緊張 → 自律神経の乱れ → 衝動の増加 → 抜毛

このループが続くと、
“抜いて落ち着く → 罪悪感 → さらに心配が増える”
という負のスパイラルに入りやすくなります。

でもね、
心配はあなたを守るための“防衛反応”です。

あなたが弱いから心配性なのではありません。
むしろ、それだけ日々を真剣に生きている証なんです。



◆ 心配を減らすためにできること

■ ① “今”に意識を戻す

心配は未来の不安から生まれます。
今できる小さな行動に目を向けるだけで、心の緊張が少しゆるみます。

■ ② 0か100で判断しない

「今日は抜いちゃった…」
それだけで自分を全否定しなくて大丈夫。
人は誰でも揺れながら少しずつ変わっていきます。

■ ③ 気持ちを言葉にする

ひとりで抱えず、言葉にして誰かに伝えるだけで、
不安は半分以上小さくなります。
心配は、口にした瞬間に力を失うことが多いんです。



◆ 心配事が尽きないあなたへ

抜毛症は「心配をやめれば治る」という単純なものではありません。
でも、
心配が減ると、確実に抜毛は改善しやすくなります。

安心できる環境、話せる場所、受け止めてもらえる関わりがあると、
心配はゆっくりと小さくなり、
衝動も自然に弱まっていきます。

もし今、心配事でいっぱいになって
苦しくなっているなら、
それは“助けを求めてもいいサイン”です。

あなたはひとりではありません。
ここから一緒に整えていきましょうね。



※ 当相談では、愛知・岐阜・三重・静岡など
東海エリアだけでなく多くのご相談をいただいています。
お住まいの地域に関係なくご利用いただけます。

お悩みの状況や、今感じていることを自由にお書きください。
初めての方でも書ける範囲で大丈夫です。

抜毛症の方専用のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
 


お風呂に入らない


それは“だらしなさ”ではなく、心のSOSです。


こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。

抜毛症で悩むお子さんのご相談を受けている中で、
実は多いのがこのお悩みです。

「お風呂に入ってくれません…」

・毎日声をかけても入らない
・気づけば夜遅くまでダラダラしてしまう
・何度言っても動かない
・反抗しているように見える

こうした行動は、決して“怠け”ではありません。

むしろ抜毛症のお子さんにとっては、
心の状態がそのまま行動に現れていることが多いのです。



■ お風呂に入れないときの会話例

母「もう何回言わせるの?入ってよ」
子「やだ…」
母「なんで?」
子「わかんない…」

この“わかんない”の背景には、
必ず理由があります。



■ 抜毛症のお子さんが「お風呂に入れない」4つの理由

① 心のエネルギーが落ちている

抜毛症のお子さんは、日常の中で多くの精神エネルギーを使っています。
• 学校でのストレス
• 人間関係の緊張
• 我慢の積み重ね
• 失敗したくない気持ち
• 抜いてしまった罪悪感

これらが重なると、
お風呂に入る力が残っていないことがあります。

「めんどくさい」という言葉は、
実は “疲れ切った心のサイン” です。



② 切り替えが苦手になっている

抜毛症のお子さんは、気持ちや行動の切り替えが難しくなる場合があります。
• 今やっていることを中断できない
• “今じゃない”と感じてしまう
• 自分のペースを守りたい

お風呂は準備や工程が多いため、
動き出すハードルが高くなるのです。



③ 見られたくない(傷や抜毛跡の問題)

抜毛跡や薄さが気になると、
鏡を見るのがつらくなることがあります。

お風呂=鏡の前に立つ
この流れが負担となり、
入浴そのものを避けてしまうケースがあります。

大人でも、同じように気持ちが沈むことがありますよね。



④ 完璧主義で動けなくなっている

「やるなら全部しっかりやりたい」という
完璧主義の気質を持つお子さんも多いです。
• 中途半端にやりたくない
• 完璧にできないなら後回しにしたい

こうした感情が積み重なることで、
動けなくなることがあります。



■ 抜毛症改善のための関わり方

抜毛症改善では、
“行動を変える前に心を整える”
というアプローチを大切にしています。



① 理由がある前提で関わる

「この子は入れない理由を抱えているんだ」
と理解してあげるだけで、
お子さんの安心感が増し、
抜毛行動も落ち着きやすくなります。



② 指示ではなく“選択肢”を渡す
• 今入る?
• 10分後に入る?

選択肢があると、
抜毛症のお子さんの心は落ち着きやすくなります。



③ 気持ちを代弁してあげる

「今日は疲れたよね」
「しんどかったんだよね」
「ゆっくりしたい気分だったんだと思うよ」

気持ちを代弁してもらうだけで、
スッと動ける子がたくさんいます。



④ 見た目の不安に寄り添う

もし抜毛跡を気にしていそうであれば、
そっとこう伝えてあげてください。

「鏡、見なくても大丈夫だよ。
私(父・母)はちゃんと分かっているからね。」

この一言が、大きな安心につながります。



■ お風呂に入れないのは「問題ではなく心の声」

抜毛症のお子さんは、
心のエネルギーが限界に近い状態
になっていることがあります。

行動だけを叱ると、
・抜毛が増える
・自己否定が強まる
など、悪循環につながることもあります。

まずは、

“入れない”という行動の奥にある心の声に気づいてあげること。

そこから、確実に変化が始まります。



※ 当相談では、愛知・岐阜・三重・静岡など
東海エリアだけでなく多くのご相談をいただいています。
お住まいの地域に関係なくご利用いただけます。



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