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子どもがゲームばかりして...
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、抜毛症の正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
母親:「最近、うちの子、ずっとゲームばっかりなんです。
学校から帰ってきても“あとでやる”ばかりで、宿題も進まなくて…。
何度言っても聞かないから、つい怒ってしまうんです。」
岩井:「うん、それは心配になりますよね。
“どうしてこんなにゲームばかりするんだろう”って思ってしまいますよね。」
母親:「そうなんです。
昔はもっと一緒に話してくれたのに、今はゲームの世界に入りっぱなしで…。
声をかけても反応がなくて、なんだか距離を感じてしまうんです。」
岩井:「その“寂しさ”も大きいですよね。
でも、“ゲームばかり”という行動の裏には、その子なりの理由があることが多いんですよ。」
ゲームに隠れている「心のメッセージ」
母親:「理由…ですか? ただ楽しいだけじゃないんですか?」
岩井:「もちろん、楽しさもあります。
でも、子どもが長くゲームに向かうときは、
現実の中で“思い通りにならないこと”や“我慢していること”がある場合が多いんです。
ゲームの中では、自分で動かして、自分で結果を出せる。
“自分でコントロールできる安心感”があるんですね。」
母親:「あ…そう言われてみると、最近学校で友達関係のことで悩んでいたみたいです。
『もう話したくない』って言っていて…。」
岩井:「それなら、ゲームが“心の避難所”になっているのかもしれません。
現実でうまくいかないとき、子どもは無意識に“安心できる場所”を探します。
そのひとつが、今はゲームなんですね。」
「やめなさい」よりも「教えて」から
母親:「そう考えると、無理にやめさせるのも違う気がします。
でも、どう関わったらいいんでしょう?」
岩井:「まずは“やめさせる”より、“知る”ことから始めてみましょう。
『どんなゲームが好きなの?』
『どんなところが面白いの?』
と聞いてみてください。
子どもは“自分の好きなことを聞いてもらえる”と、少し心がゆるみます。
そのやり取りが、親子の信頼を取り戻すきっかけになることもあるんですよ。」
母親:「確かに、私、いつも“またゲームしてるの!?”って言葉から始まってました。
それじゃあ話しにくいですよね。」
岩井:「そうですね。
“やめさせよう”とする会話よりも、“知ろう”とする会話に変えてみると、
自然と空気がやわらかくなります。
子どもも、“否定されていない”と感じることで、少しずつ安心していきます。」
少しずつ、心の安心が現実にも戻っていく
母親:「少し見方を変えるだけで、関わり方が全然違うんですね。」
岩井:「そうなんです。
ゲームの時間を“悪いこと”と決めつけず、
“今のこの子に必要な時間”と受けとめてあげることが大切です。
そして、現実でも安心できる場所や関係を取り戻せたとき、
自然とゲーム以外の時間も増えていきます。
焦らず、ゆっくりで大丈夫ですよ。」
母親:「そうですね。
まずは話を聞いてみることから始めてみます。」
岩井:「それがいちばんのスタートです」
子どもがゲームに夢中になるとき、
それは“逃げ”ではなく、“心を守るためのサイン”かもしれません。
やめさせる前に、
「この子はいま、何を感じているんだろう?」と見つめてみる。
その視点が、
親子の関係をあたたかくつなぎ直す第一歩になります。
(hair hoppe) 2025年11月 1日 03:58
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