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心を整える抜毛症ケア

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大人抜毛症を克服!

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抜毛症改善プログラムを受けた方の体験談
 
〜1年間、毛を抜かずに過ごせた理由〜
 
京都府在住・29歳
春乃おはなさんより、
抜毛症改善プログラムを受けたアンケートをいただきました。
 
 
おはなさんは、3〜4年ほど抜毛症に悩み、心療内科に通われていました。
投薬治療を続けていたものの、症状が寛解することはなく、次第に抜毛の範囲が広がっていったそうです。
 
ある時、頭のてっぺんを「ナマコサイズほど」抜いてしまい、
その出来事をきっかけに、さらに落ち込む時期を経験されました。
 
「心療内科に行っても治らない。
それどころか悪化してしまっているのではないか…」
 
そんな思いの中、ネット検索で
抜毛症専門のカウンセリングがあることを知り、
hoppeへご来店くださいました。
 
初来店は 2023年7月。
約1年間、月に1回のペースでカウンセリングに通われ、
無事、抜毛症改善プログラムを卒業されています。
 
 
おはなさんからいただいたアンケート(原文)
 
3〜4年、抜毛症で心療内科に通っていましたが、投薬はされても寛解することはありませんでした。
ある時、頭のてっぺんをナマコサイズほど毛を抜いてしまい。そのせいでさらに落ち込む時期がありました。
 
心療内科に行っても治らない。それどころか悪化してしまい、ほとほと困っていましたが、ネットの検索で抜毛症専門のカウンセリングがあることを知りました。
 
初回で頭をぼうずにしてもらい、それから約1年間、月に1回カウンセリングに通わせてもらい、無事、髪がキレイに生えそろうまで、毛を抜かないでいられました。
 
テーピングで毛を抜く防止をすること、1ヶ月に1回カウンセリングに通うことで、抜毛症を発症してから、一番長く、毛を抜かずにいられました。
 
このプログラムとカウンセラーの岩井さんのおかげで抜かずにいられました。ありがとうございます。
今も抜毛症に苦しむかたに、このプログラムがもっと広く認知されることを願います。
 
 
おはなさんは漫画家として活動されており、プログラム中に
「抜毛症を卒業できたら、自分の体験を漫画にしたい」
と話してくださっていました。
 
そしてその言葉通り、
1年で抜毛症を卒業し、実際にご自身の体験を漫画として発信されています。
 
現在は、Instagramアカウント
@nekotora1994
にて、抜毛症の体験をもとにした漫画を公開されています。
 
大人の抜毛症に悩む方にとって、
とてもリアルで、共感しやすく、
同じ悩みを持つ方の支えになる内容だと思います。
 
 
※抜毛症の改善には個人差がありますが、
一人で抱え込まず、
正しい理解とサポートを受けることで、
改善につながるケースもあります。
 
この体験談が、
今も悩み続けている方にとって、
少しでも希望や安心につながれば幸いです。
 
 
【抜毛症の方専用】お問い合わせフォーム
よりお問い合わせください。
 
お悩みの状況や、今感じていることを自由にお書きください。
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「ちゃんとしてきた人」ほど長引く

こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。

このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、
前に進むきっかけになれば嬉しいです。

hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、
正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)



抜毛症が長く続く人ほど「ちゃんとしてきた人」

大人の抜毛症の方とお話ししていると、
ある共通点があります。

それは
サボってきた人ではなく、頑張ってきた人だということ。
• 期待に応えようとしてきた
• 迷惑をかけないようにしてきた
• 自分の感情より、役割を優先してきた

周りから見れば
「真面目」「責任感が強い」「しっかり者」。

でもその裏で、
自分の本音だけが、ずっと置き去りになってきました。



心理的に見る「自分を裏切る」という行為

「自分を裏切る」と聞くと、
大げさに感じるかもしれません。

でも実際は、とても日常的です。
• 本当は疲れているのに「まだ大丈夫」と言う
• 嫌だと感じたのに「気のせい」と流す
• 無理だと思っても「やらなきゃ」と動く

こうした小さな選択が積み重なると、
心の中にある感覚が生まれます。

「私の気持ちは、後回しにされるもの」



脳は「安全」を別の方法で確保し始める

人の脳にとって一番の安全は、
自分の感覚が尊重されることです。

それが長く叶わないと、
脳は別の形で安心を得ようとします。
• 単調で
• 繰り返しがあり
• 予測可能で
• 一瞬でも感覚が静まるもの

抜毛症は、
この条件をすべて満たしています。

だからやめたいのに、
手が伸びてしまう。

それは意志の問題ではなく、
神経の自己防衛反応です。



抜毛を責めるほど、回復は遠ざかる

「またやってしまった」
「何年も変われない自分が嫌だ」

そう思うほど、
心はさらに緊張し、
脳はより強い安心を求めます。

結果として
抜毛 → 罪悪感 → 緊張 → 抜毛
というループが完成します。

ここで必要なのは、
気合いでも根性でもありません。



回復の入り口は「自分を信じ直すこと」

自分を信じるとは、
完璧になることではありません。
• 疲れていると認める
• 無理な日は無理だと判断する
• 自分の感覚を、否定せず受け取る

そして
その判断通りに行動する。

これが
「自分との約束を守る」
ということです。



小さな一致が、神経を落ち着かせる

思っていること
感じていること
行動していること

この3つが一致すると、
脳は「安全だ」と判断します。

この安全感が増えるほど、
抜毛に頼る必要は
少しずつ減っていきます。



今日のあなたへ

もし今、
「頑張ってきたのに報われない」
そう感じているなら、

それはあなたが弱いからではありません。

自分を後回しにしすぎただけです。

今日ひとつだけ、
自分の感覚を優先する選択をしてみてください。

それが、
抜毛症改善の
とても大切な一歩になります。



※ 当相談では、愛知・岐阜・三重・静岡など
東海エリアだけでなく多くのご相談をいただいています。
お住まいの地域に関係なくご利用いただけます。

お悩みの状況や、今感じていることを自由にお書きください。
初めての方でも書ける範囲で大丈夫です。

【抜毛症の方専用】お問い合わせフォーム
よりお問い合わせください。
 


自分との小さな約束


自分との小さな約束を守れる人から、心は回復していく



こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。

このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。

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(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)



大人の抜毛症は「自信の欠如」から始まっていることが多い

大人の抜毛症の方を見ていると、
共通して感じることがあります。

それは
**「自信がない」わけではなく
「自分を信じる感覚を失っている」**ということ。

もっと正確に言うと、
自分との約束を守った記憶が、あまりにも少ない。



自分との約束を破り続けると、心は静かに傷ついていく

たとえば、こんなことはありませんか?
• 今日は早く寝ようと思ったのに、結局スマホを見続けた
• 今日は無理しないと決めたのに、頼まれると断れなかった
• 本当は休みたかったのに、つい仕事を詰め込んだ
• やらなくていいと分かっているのに、自分を追い込んだ

これらは小さなことに見えますが、
脳はすべて「約束違反」として記憶します。

しかも相手は「他人」ではなく
一番守ってほしかった“自分自身”。



心理学的に見る「小さな約束」の正体

人の脳は、
「できた」「守れた」「完了した」
という体験を通して、自己効力感を育てます。

自己効力感とは
「私は、私の人生に影響を与えられる」
という感覚。

この感覚が弱くなると、
人は無意識に別の方法で安心を取りにいくようになります。

抜毛症も、
そのひとつの形です。



小さな成功体験は、心を“現実”に戻す

だから必要なのは、
意志を強くすることでも
気合いを入れることでもありません。

必要なのは
**「確実に守れる、小さな約束」**です。

たとえば、
• 仕事のメールは、帰宅後は見ない
• 昼休みに5分だけ席を立つ
• 今日は完璧を目指さず、7割で終わらせる
• 無理な誘いは「今回はやめておく」と伝える
• 寝る前に1つだけ、今日できたことを思い出す

どれも、
人生を変えるほど大きなことではありません。

でも脳は、
「私は自分を守った」
という事実を、確かに受け取ります。



充実感は「評価」ではなく「一致」から生まれる

気持ちが晴れやかになる瞬間は、
褒められた時や成功した時だけではありません。
• 思っていること
• 感じていること
• 行動していること

この3つが一致したとき、
人は深い充実感を感じます。

自分との小さな約束を守るとは、
自分とズレない生き方を選ぶことです。



今日のあなたへ

今日、誰にも見せなくていいので
ひとつだけ約束をしてみてください。

小さくて、地味で、
他人から見たら価値のないことで構いません。

そして、守れたら
「よくやった」と心の中で言ってあげてください。

その積み重ねが、
自信になり、安心になり、
抜毛症と向き合う土台になっていきます。



※ 当相談では、愛知・岐阜・三重・静岡など
東海エリアだけでなく多くのご相談をいただいています。
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抜毛症改善プログラムのご感想

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抜毛症改善プログラムのご感想をいただきました|改善されて本当に良かったです
 
 
 
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
 
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今回は、抜毛症改善プログラムを受けてくださったお客様より、
心のこもったアンケートのご協力をいただきました。
 
むずむずする衝動との葛藤、
やりたくないのに触れてしまう苦しさ、
後悔や罪悪感と向き合いながらも、
毎月コツコツと取り組んでこられたその姿勢は本当に素晴らしいものです。
 
そして今、
「抜毛したい感覚より、負けない気持ちが勝てる瞬間が増えた」
という喜びの変化を感じられるところまで来られました。
 
改善されて本当に何よりです。
心からお祝い申し上げます。
 
以下に、いただいたアンケートをそのまま掲載いたします。
 
 
■お客様アンケート(原文そのまま)
 
1ヶ月ごとのカウンセリングの後は、毎回今回は絶対抜毛0にして100点をとると意気込むのですが、しばらくすると、ちょっとだけやりたいというむずむずとした感覚に負けてしまい、少しだけならと思い髪の毛を触ってしまうと、抜毛が止まらなくなることを繰り返していました。
抜毛をしている間の独特な感覚は依存症のようで、やりたくないのに抜毛をしてしまいやってしまったあとの髪の状能を見て、後悔と罪悪感に悩むのは本当につらいです。
大切だと思うのは大丈夫だと思ってもテーピングを巻いて抜毛できないようにし、自然に抜毛したいという感覚を無視して他の集中できることに目を向けられる環境を作ることだと思います。私の場合は、家で1人のときに抜毛をしてしまうため、自分の部屋に入ったらテーピングをすること、テーピングを卒業しても危ないと思ったらすぐテーピングをすることを気をつけています。
また油断をしたら危険だという気持ちがあるので、これからテーピングをお守りにして、良い状態を続けていきたいと思います。
このプログラムを開始して、抜毛したい感覚より、アンカリングに負けないという気持ちが勝つことかできるようになったと思います。
毎月アドバイスや励ましていただきがんばることができました。ありがとうございました
 
 
■最後に
 
改善されたこと、本当に嬉しく思います。
ここまで来られたのは、お客様自身があきらめず、毎月一歩ずつ取り組んでこられた結果です。
 
今後も、良い状態が無理なく続いていくことを心から願っています。
アンケートのご協力、ありがとうございました。
 
 
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抜毛症は病院で治る?

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「病院に行けば治ると思っていました」

これは、実際にご相談いただいた方のお話です。

最初は、円形脱毛症だと思って
皮膚科に行かれたそうです。

でもお医者さんからは、

「皮膚は問題ありません」
「抜かなければ生えてきますよ」

と処方もなく帰されました。

――抜かなければ生える。
そんなことは、誰より本人が分かっています。

帰り道、涙が止まらなかったと話してくださいました。



「意志が弱いだけ」だと思って自分を責めてしまった

その方はその後、心療内科にも行きました。

けれど、
はっきりした改善策はもらえず…

「様子を見ましょう」
「気にしすぎないように」

と言われるだけ。

ご本人は、
自分が悪いのだと責め続け、

・前髪を下ろして隠す
・鏡を見るのが怖い
・お風呂のたびに落ち込む

そんな日々が続きました。



病院だけでは届かなかった「心と行動のケア」

抜毛症は、

✔ ストレス
✔ 気持ちの揺れ
✔ 癖や習慣化
✔ 自己肯定感の低下

こうした心と行動の領域が深く絡んでいます。

だからこそ、
皮膚だけを診る視点では不十分なのです。

その方は、
ご家族からの理解も得られず、
孤独の中で苦しんでいました。

でも、

「誰かに理解してほしい」
「抜きたいわけじゃないのに…」

その想いを抱えながら、勇気を振り絞ってhoppeに来てくださったのです。



少しずつ、でも確実に変化は起きていく

最初はほとんど話せなかったその方が、
回を重ねるごとに、表情が変わっていきました。

「昨日は抜かずに寝られました」
「朝のスタイリングが楽しくなってきたんです」

そんな言葉を聞けた時、
本当に嬉しかったです。

抜毛症は、
正しい理解と伴走があれば改善していきます。




病院に行ってダメだった…それでも大丈夫

もし今、

「何をしても治らない」
「誰にも理解されない」

そう思っていたとしても、

それは
治らない未来が決まったということではありません。

ただ、まだ
「あなたに合った道」に出会っていないだけです。

一歩踏み出したいと思ったときで良い。
いつでも力になります。



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ウィッグで抜毛症は治る?

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ウィッグで抜毛症は治る?

協会があえて「治らない」とお伝えする理由

「ウィッグをかぶれば抜毛症は治りますか?」
「ウィッグ生活にすれば、そのうち抜かなくなりますか?」

初回カウンセリングやメールでも、
多くいただく質問です。

結論からお伝えすると、
日本抜毛症改善協会では「ウィッグだけでは抜毛症は治らない」とお伝えしています。

これは、ウィッグを否定したいわけではありません。
むしろ、上手に付き合えば“心の支え”としてとても大切な道具にもなります。

ではなぜ、“治る道具”とは言えないのか。
少し丁寧に説明していきますね。



1. なぜウィッグでは抜毛症が治らないのか

抜毛症は、
「髪が抜けている」という“結果”だけを見てしまいがちですが、
本当にケアしたいのは 心と行動のクセ の部分です。

抜毛症の背景には、こんな要素が隠れています
• 不安・緊張・ストレスの強さ
• まじめさ・我慢強さ・頑張りすぎ
• イライラやモヤモヤの行き場のなさ
• 髪を触る・探す・抜くことで安心する“癖づけ”
• 親子関係・学校・仕事・人間関係でのしんどさ

ウィッグは、
「見た目」を一時的にカバーしてくれるものですが、
• 抜きたい衝動
• 抜くことで安心してしまう回路
• 自分を責め続ける気持ち
• 背景にある生きづらさ・ストレス

これらは、ウィッグをかぶったからといって自然に消えてはくれません。

だから協会としては、
「ウィッグ=治療」ではない とお伝えしています。



2. それでも、ウィッグが悪いわけではありません

ここは誤解してほしくないところです。

ウィッグを使うことで、逆に改善が進みやすくなる方もいます。

ウィッグが“心の支え”になる場面
• 髪の薄い部分を気にせず、学校や仕事に行ける
• 人目が怖くて外出できなかったのが、少し楽になる
• 「隠さなきゃ」というプレッシャーが減る
• 鏡を見るたびに落ち込む…が、少し減る
• 「どう見られているか」の不安が軽くなり、心が休まる

心の緊張が少しゆるむことで、
抜く本数が減っていく方も実際にいます。

ウィッグは、

抜毛症を「治す道具」ではなく
抜毛症の人が「生きやすくなるための道具」

として使うと、とても心強いパートナーになります。



3. ウィッグで悪化してしまうケースもあるからこそ…

一方で、こんなパターンもあります。
• ウィッグの中で逆にたくさん抜いてしまう
• 「どうせ隠れるから」と抜く量が増えてしまう
• ウィッグが手放せなくなり、素の自分がどんどん嫌いになる
• 蒸れや違和感がストレスになり、余計に触ってしまう

「隠せる安心感」が、
そのまま「抜いても大丈夫」の免罪符になってしまうこともあるんですね。

こういったリスクもあるからこそ、
協会としては

ウィッグを使う/使わないは“自由”だけど、
「ウィッグだけで治る」という誤解は避けましょう

とお伝えしています。



4. 抜毛症改善に本当に必要なことは?

ウィッグの有無にかかわらず、
抜毛症が落ち着いていく方に共通しているのは、

① 自分を責め続けるのをやめること

「また抜いてしまった…」
「意志が弱い自分が悪い」

こうやって自分を責めれば責めるほど、
心の苦しさは増え、
その苦しさを紛らわせるために、また髪を抜いてしまう……
という悪循環が起きやすくなります。

② 抜いてしまう“場面”と“気持ち”を一緒に見ること
• どんな時に手が伸びるのか
• どんな気持ちの時に抜いてしまうのか
• どんな場所・時間帯が多いのか

「抜く行動」だけを止めようとするのではなく、
その前後にある“心の動き”とセットで見ていくことが大切です。

③ 親御さん・ご家族・本人が“チーム”になること

(お子さんの抜毛症の場合)
• 叱らない
• やめさせようとしすぎない
• コントロールしようとしない

その代わりに、
• 話を聴く
• 気持ちを言葉にする練習を一緒にする
• 「どうしたら少し楽になりそう?」を一緒に考える

こういった関わりが増えてくると、
抜く本数が少しずつ減っていくご家庭が多いです。

ウィッグを使う/使わないはその上での“選択肢のひとつ”です。



5. 「今、もうウィッグを使っているけど…」という方へ

これを読んで、

「もうウィッグを使ってしまっている私はダメ?」
「今すぐやめたほうがいいですか?」

と不安になった方もいるかもしれません。

そんなことは、全くありません。

ウィッグをやめる・続けるは「どちらでも正解」です

大切なのは、
• ウィッグを使うことを「悪いこと」にしない
• ウィッグに“全部の希望”を預けすぎない
• 「ウィッグをどうするか」ではなく「自分をどう大切にするか」に目を向ける

という視点です。

カウンセリングの現場でも、

「学校ではウィッグ、家では外して過ごす」
「最初はウィッグ、その後は部分的に切り替える」

など、
その方の心の状態・学校や仕事の状況を見ながら、
一緒にちょうどいい距離感を探していきます。



6. 協会としてお伝えしたいことのまとめ
• ウィッグ“だけ”で抜毛症が治るわけではない
• でも、ウィッグがあることで心が軽くなり、改善が進みやすくなる人もいる
• 逆に、ウィッグの中で抜いてしまい悪化するケースもある
• 大事なのは「ウィッグ」そのものではなく、
その人の心・環境・習慣をどう整えていくか

だからこそ、
日本抜毛症改善協会としては

ウィッグは「治療」ではなく
「その人が少しでも生きやすくなるための道具」

と考えたうえで、
心と行動を一緒に整えていくことを大切にしています。



7. 一人で抱え込まなくて大丈夫です

もしあなたが今、
• ウィッグのことをどうしたらいいか分からない
• やめたいのにやめられない
• 子どもにウィッグを勧めるべきか迷っている
• そもそも抜毛症かどうか不安

そんな状態でしたら、
一度、今の状況やお気持ちを言葉にしてみませんか?

カウンセリングでは、
ウィッグの有無に関わらず、
• 今の不安や葛藤
• 抜毛の状況
• ご家族の関わり方
• 学校・職場での困りごと

などを整理しながら、
**「あなたとご家族にとって無理のないステップ」**を一緒に考えていきます。



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