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心を整える抜毛症ケア
抜毛症は「悪者」?
抜毛症が「悪者」にされ続ける本当の理由
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、
前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、
正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
抜毛症は、いつも「なくすべきもの」として扱われてきた
抜毛症について調べると、
多くの場合こんな言葉が並びます。
• やめる方法
• 防ぐ対策
• 我慢するコツ
• クセを断ち切る
まるで
存在してはいけない行動
のように扱われています。
でも、
ここに大きな落とし穴があります。
抜毛症は「原因」ではなく「結果」
抜毛症は、
突然現れた敵ではありません。
長い時間をかけて積み重なった
**心と神経の負担の“結果”**です。
• 自分の感情を後回しにしてきた
• 無理を無理と認められなかった
• 頑張ることでしか価値を感じられなかった
その状態が続いた末に、
心が選んだ生存戦略。
それが抜毛症です。
人は「原因」を見るより「悪者」を作りたがる
心理的に人は、
複雑な構造を理解するよりも、
• 分かりやすい敵
• 排除すべき行動
• 直せばいい問題
を作った方が楽です。
「抜毛症さえなくなれば楽になる」
そう考える方が、
現実と向き合わずに済みます。
抜毛症を悪者にすると、何が起きるのか
抜毛症を悪者にすればするほど、
起きることがあります。
• 自分を責める
• 隠す
• 恥じる
• 誰にも相談できなくなる
すると心は、
さらに孤立します。
皮肉なことに、
抜毛症を否定するほど、抜毛症は強くなる。
これは多くの依存や症状に共通する構造です。
抜毛症は「守ってきた証拠」でもある
厳しい言い方かもしれませんが、
抜毛症は、
あなたが壊れずに生きてきた証拠
でもあります。
• 本音を飲み込んでも
• 限界を超えても
• 誰にも弱音を吐けなくても
それでも生きるために、
心が選んだ方法。
だからこそ、
いきなり取り上げようとすると、
心は強く抵抗します。
本当の問題は「抜毛症」ではない
本当の問題は、
抜毛症そのものではありません。
• 自分の感覚を信じられなくなったこと
• 自分を後回しにする癖が染みついたこと
• 安心できる場所がなかったこと
抜毛症は、
それらを知らせるサインです。
抜毛症が役目を終える瞬間
抜毛症は、
一生続くものではありません。
• 安心していいと脳が感じたとき
• 自分を守る選択ができるようになったとき
• 無理をしなくても大丈夫だと分かったとき
その役目は、
自然と終わり始めます。
無理に追い出す必要はありません。
今日のあなたへ
もしあなたが
「抜毛症さえなければ」
と思っているなら、
少しだけ視点を変えてみてください。
抜毛症は、
あなたを苦しめる敵ではなく、
これまでを生き延びるための手段だった。
そこに気づいたとき、
回復は静かに始まります。
※ 当相談では、愛知・岐阜・三重・静岡など
東海エリアだけでなく多くのご相談をいただいています。
お住まいの地域に関係なくご利用いただけます。
お悩みの状況や、今感じていることを自由にお書きください。
初めての方でも書ける範囲で大丈夫です。
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(hair hoppe) 2025年12月22日 19:00






