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心を整える抜毛症ケア
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肯定と理解
こんにちは。
日本抜毛症改善協会認定講師カウンセラーの岩井です。
このブログが、抜毛症で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くし、前に進むきっかけになれば嬉しいです。
hoppeでは「抜毛症改善プログラム」を通して、正しい理解とケアを大切にしながら、お洒落を楽しむサポートをしています。
抜毛症改善プログラムを受けずに、通常メニューでのご来店も可能です。
完全個室をご用意していますので、安心してご相談くださいね。
(抜毛症の方の施術は、通常メニュー・抜毛症改善プログラムともに岩井が担当いたします。)
同級生とうまくいかない。
このテーマは、本当に多いです。
はぶられている気がする。
自分だけ話に入れない。
グループができていて居場所がない。
笑っているけれど、本当はしんどい。
学校という空間は、毎日同じメンバーと長時間過ごす場所です。
逃げ場が少ないからこそ、人間関係のストレスは大きくなります。
そしてそのストレスは、目に見えません。
だからこそ周囲の大人は、ついこう言ってしまいます。
「気にしなくていいよ」
「あなたはあなたらしくいればいい」
「もっと強くなりなさい」
もちろん励ましです。
愛情です。
でも、心が傷ついたままの状態では、ポジティブな言葉は跳ね返されます。
今回のケースもそうでした。
前向きな言葉を重ねるほど、表情が硬くなる。
そこで立ち止まりました。
励ますのではなく、まず理解することに集中しました。
無理に仲良くならなくていいという選択
私たちは小さい頃から、
みんなと仲良くしなさい
協調性を持ちなさい
空気を読みなさい
と教わってきました。
だから、うまくいかないと
自分が悪いのかもしれない
もっと努力しなきゃいけないのかもしれない
と考えてしまいます。
でも、クラスメイトは偶然同じ教室にいるだけの存在です。
相性があります。
価値観の違いがあります。
テンポの違いがあります。
合わないことは自然です。
それなのに、自分を削ってまで合わせ続けると、心は消耗します。
特に、気を遣える子、優しい子、断れない子ほど無理をします。
そして限界がくると、どこかに出口を探します。
その一つが抜毛になることがあります。
仲良くならないという選択は、逃げではありません。
距離を取る。
深く関わらない。
必要最低限にする。
それは、自分を守る戦略です。
お母さんへ
ここからは、お母さんへのメッセージです。
お子さんが「うまくいかない」と言ったとき、
どうにかしてあげたい。
解決してあげたい。
強くなってほしい。
そう思うのは当然です。
でも、最初の一歩はアドバイスではありません。
最初の一歩は、共感です。
「それはつらいね」
「毎日よく頑張ってるね」
「教室にいるだけでも大変だよね」
この言葉は、想像以上に力があります。
ここで気をつけてほしいのは、
誰が悪いのかを探さないこと。
正論を挟まないこと。
すぐに改善策を提示しないこと。
例えば、
「あなたも何か言い方きつくなかった?」
「向こうも事情があるかもよ」
「自分から話しかけてみたら?」
これらは間違いではありません。
でもタイミングが早すぎると、子どもは
分かってもらえなかった
と感じます。
子どもは、分かってもらえたと感じたときに初めて安心します。
安心すると、呼吸が深くなります。
呼吸が深くなると、自分で考える余裕が生まれます。
余裕が生まれてから、初めてアドバイスが入ります。
逆に、安心がないまま前に進めようとすると、感情は行き場を失います。
その行き場の一つが、髪になることがあります。
抜毛は問題行動ではありません。
言葉にならないストレスの表現です。
だからこそ、家庭は「安全基地」であってほしいのです。
学校で戦って帰ってきた子が、鎧を脱げる場所。
そこが整うだけで、抜毛の頻度が下がるケースは少なくありません。
これが正解ではありません
今回お伝えしたのは、一つのパターンです。
無理に仲良くしなくていい、という選択。
でも中には、
本当は仲良くしたい。
輪の中に入りたい。
関係を修復したい。
そう思っている子もいます。
その場合は、また違うアプローチが必要です。
次回は、「本当は仲良くしたい」場合の向き合い方について書きます。
どの選択も間違いではありません。
大切なのは、その子の本音に合っているかどうか。
肯定と理解から始めること。
そこが、回復の土台になります。
(hair hoppe) 2026年2月23日 21:00
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